顔のたるみはマッサージや筋トレで改善できる

リフトアップ

年齢を重ねると共に出てくるたるみは、マッサージや筋トレをすることによって自分でも改善できます。特に眼輪筋という目元の筋肉は加齢と共にだんだん薄くなり、たるみやすくなってしまいます。また、スマホやパソコンなどを使う機会が多い現代では、下を向いて作業をする時間が増えたことも目のまわりに起こるたるみの原因の一つと言われています。

そんな時には、目元を中心としたマッサージが効果的です。まずは眉間の皮膚にバツを描くように、指の腹でマッサージしていきます。左下から右上へ、そして右下から左上へと左右交互に優しく行うのがポイントです。次に、指の腹を下から上に真っすぐ動かすように、マッサージしていきます。最後に、手のひら全体を使い、目の下から顎にかけての部分を顔の中心部分から耳の方に向かってマッサージしていきます。少し上に持ち上げるようにしながら、優しく手を滑らすように動かしていきましょう。

眼輪筋は、筋トレをすることも可能です。両目を開いた状態で、横向きの8の字を描くように目線を動かしていきます。左下、左上、右下、右上、左下という具合に、滑らかな動きになるよう意識しながら動かしていきます。この時は眼球だけ動かすことを意識し、おでこや頬など他の部分が動かないように注意しましょう。どうしても動いてしまう場合は、その部分が動かないように押さえながら行っても問題ありません。また、下まぶただけを上に引き上げてその状態を数秒キープし、また元の位置に戻すという動きを繰り返す筋トレも目の下のたるみには効果的な方法です。最初、慣れるまでは正しい動きができているかどうか確認をするためにも、鏡を見ながら行うようにしましょう。

手入れ

目の下のクマの種類とその治療法

気になる目元

年齢を重ねるほど目の下にクマができやすい傾向にあります。これはなぜかというと、目の下にある眼窩脂肪を支える筋肉が年齢とともに衰えてくるからです。眼窩脂肪がどんどん下に落ちることでたるみが生じ、黒い影ができるようになります。このクマのことは一般的に「黒グマ」と言い、その名前の通り黒い色をしているのが特徴です。ちなみに、クマにはいろいろな種類がありますが、他のクマと区別する方法の1つは顔を上に向けることです。顔を上にしたときに目の下のクマが消えたら黒グマで、そうでないときにはまた別の種類のクマとなります。別の種類のクマとしては、茶グマがもっとも多いです。

黒グマを治療する方法としては美容整形がもっとも効果的です。具体的には、ヒアルロン酸を注入する美容整形が挙げられます。ヒアルロン酸は肌にハリや弾力を生み出す成分で、これを目の下あたりに注入するとその辺の皮膚にハリが生まれ、眼窩脂肪の下垂を防止してくれます。しかも、肌のツヤも取り戻すことが可能です。

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自分のクマが黒グマではなく茶グマという場合には、上記の美容整形ではなくレーザー治療を受けることをおすすめします。というのも、茶グマの場合は黒グマとは違ってメラニン色素の蓄積が原因で生じるからです。メラニン色素を除去することがクマの除去に繋がりますので、レーザー治療でメラニン色素を排除することが有効です。他にも、目の下にくぼみができて生じるクマもありますが、これには脂肪注入法が効果的です。くぼみに脂肪を注入してへこみを埋めるイメージと考えるとわかりやすいでしょう。

このように、目の下のクマを治療するのにメスを使うことはほとんどありません。そのため傷跡も残りませんので、もしクマで悩んでいる人がいれば、一度クリニックに相談してみることをおすすめします。

美しい目元